荒川区の「子どもの貧困」研究から3年、区の支援策の具体化は…?
2010年荒川区が「子どもの貧困、社会的排除問題」研究を行いましたが、その後どう生かされてきたのでしょうか。
日本の子どもの貧困率は、2009年15.7%、6人に1人、現在も増加しています。
荒川区の現状はどうでしょうか。区の就学援助(生活保護基準の1.2倍)受給者は、小学3割、中学4割あたりで推移。その内、生活保護世帯の児童生徒数は、増加しています。また児童虐待受理件数も近年増加し続けています。大変きびしい状況といえます。
せっかく研究を始めたわけで、区内の子どもの現状に継続的に把握し、貧困の連鎖を断ち切るための緊急的対応と中長期の方策を持つべきです。
区は、区長を本部長に、子どもの貧困対策本部を立ち上げたました。しかし実際の子どもの貧困対策で新規、充実した対策は、ごくわずかでした。そこに今回「子どもの貧困対策」の最大の目玉として出てきたのが年間8億円のタブレット導入です。教育でいうなら、少人数学級、義務教育の公費負担拡大、進学への支援強化など多面的な検討が必要だと思うのですが。
みなさんのご意見をお寄せください。
☆2010年以降の区の「子ども貧困対策」
タブレットパソコン導入が最大の施策ですが、本当に最優先なのでしょうか?
☆荒川区の子どものいくつかの指標
日本の子どもの貧困率は、2009年15.7%、6人に1人、現在も増加しています。
荒川区の現状はどうでしょうか。区の就学援助(生活保護基準の1.2倍)受給者は、小学3割、中学4割あたりで推移。その内、生活保護世帯の児童生徒数は、増加しています。また児童虐待受理件数も近年増加し続けています。大変きびしい状況といえます。
せっかく研究を始めたわけで、区内の子どもの現状に継続的に把握し、貧困の連鎖を断ち切るための緊急的対応と中長期の方策を持つべきです。
区は、区長を本部長に、子どもの貧困対策本部を立ち上げたました。しかし実際の子どもの貧困対策で新規、充実した対策は、ごくわずかでした。そこに今回「子どもの貧困対策」の最大の目玉として出てきたのが年間8億円のタブレット導入です。教育でいうなら、少人数学級、義務教育の公費負担拡大、進学への支援強化など多面的な検討が必要だと思うのですが。
みなさんのご意見をお寄せください。
☆2010年以降の区の「子ども貧困対策」
タブレットパソコン導入が最大の施策ですが、本当に最優先なのでしょうか?
☆荒川区の子どものいくつかの指標
- 2014.03.31 Monday
- 子どもの貧困
- 12:55
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- by 横山 幸次